音楽生活

 新春放談2

山下達郎・大瀧詠一の恒例新春放談も2回で終了。やはりエンジニア関係の話題が面白い。『ソングス』も『ナイアガラ・ムーン』もリマスターには一切EQは使っていない。デジタルでも100回リマスタリングすれば100回とも音は違うので、そこから良いテイクを選ん…

 新春放談

新春恒例の大瀧詠一・山下達郎新春放談。あえて録音せずその場で聴いた記憶にのみ残すというのが風流だと思うのだが、76年のシュガー・ベイブのバッキングによる御大のライヴが流れた日にはさすがに心が動いた。解散前夜のシュガーが達していた演奏力の高さ…

 朝の月夜の月

鼻をかみすぎて左耳が痛い。潮騒のようなホワイトノイズのような耳鳴りの底でモールス信号が聞こえる。何故モールス信号。SOS? 特に書き記していないが相変わらず石神井公園への朝の散歩は続いている。健康的というのではなく、生活のなかに移動距離を確保し…

 『文藝別冊 総特集 大瀧詠一』(河出書房新社)読了

冒頭に大瀧と内田樹の対談を配し、相倉久人との対談による「分母分子論」(83年)を再録した本書は、84年の『EACH TIME』を最後にソロアーティスト活動を停止して以後の「それからの大瀧」の活動を主に据えたという点で、類書に比べ画期的なものといえる。上…

 苦労沸は空桶ならぬ樽叩き

カラオケの誘いありて、邪宗門の祭の淫風吹き荒ぶ渋谷の巷へ。面子は山下スキル氏・M美氏(山下日記の表記に準拠)・たんぽぽ氏。同じメンバーで続けると次第にネタが尽きてくるもので、何とか新ネタをと、マキシマム・ザ・ホルモン「アカギ」をビデオテープ…

 『文藝別冊 総特集 大瀧詠一』(河出書房新社)

まだ途中だが激しく面白い。感想は後述するが、とりあえず愉快な誤植を発見したのでメモ。 p11「宍戸鍵」…加藤鳩みたいなものか p64「ロカビリーけん坊」…少女ひばり扮するけん坊がロカビリーで悪人退治! いやマジで面白いですこの本。でも新版『All About …

 若山弦蔵のバックグラウンドミュージック

日曜の昼、伊集院光の番組が始まる前に何となく聞いている。ベテラン声優の渋い喋りとイージーリスニングを楽しむ、というといかにも年輩者向けのようだが、番組で流れるイージーリスニング音楽にはどの曲にも、ジャズとフィリーソウルやディスコインストを…

 「歌謡曲バトン」

mixi内でmftさんから回ってきた「歌謡曲バトン」。言っておくけどネタ古いよ。なにせ「スター誕生」「紅白歌のベストテン」「ザ・ベストテン」の世代ですから。まっかっかーのまっかっかー、まっしろけーのけー(60年代生まれ以上の人だけ反応)。 1.いちば…

 カラオケスキスキスー

奇しき縁に導かれ渋谷パセラにてカラオケに参加。メンバー5名のうち初対面の方が2名。だからというわけではないが最近では珍しく酒量が嵩み、皆がライダーズとかフリッパーズとかカーネーションとか歌ってる場で、しっかりかましてしまいました「オトメロデ…

 夕食:豚挽肉カレー

豚挽肉を塩・胡椒して炒め、油を切って取り出す。肉を炒めた油で玉葱みじん切りを飴色になるまで炒め、さらに茄子・人参すりおろし・ぶなしめじみじん切り・大蒜・生姜加えて炒め、肉を合流して赤ワイン投入しアルコール飛ばす。トマト水煮を潰しながら加え…

 『QuickJapan』Vol.62

なんとQJで山下達郎特集が。達郎の音楽には好きなものもあるし、ほとんど堪え難いものもあるが(それは年を追うごとに増えていくが)、論客としての彼の言葉にはいつも共感させられる。まだ一通り目を通しただけだが、かつての『宝島』の高橋健太郎や『VANDA…

 ホープレス

久しぶりに『ふたご姫』を観たら何やら新展開で、暗黒面に堕ちたヘタレ王子がカリオストロの城でたわしを追い回してた(こう書くと何が何のことやら)。ここ数日午前1時前に寝てしまうので、この秋の新番組はまったく観てません。まあ特に観たい番組もないの…

 My Favorite Things

ラジオをつけるとピーター・バラカンの番組で、Derek Trucks Bandによる「My Favorite Things」がプレイされていた。ネット上で公開されているオーディエンス録音だそうだが、おそらくInternet Archive: Digital Library of Free & Borrowable Books, Movies…

 プラスチックとビニールは分別しましょう

なかなかモチベーションが盛り上がらなかったDJ用の選曲を夜の11時に開始。何のテーマも思い浮かばなかったので、とりあえず未整理のLPとCDの山を洋楽と邦楽に分けることから始める。さらに邦楽盤から候補を絞り込み、最終的なセットリストが決定。押さえの…

 吉祥寺喫茶

吉祥寺にて宮崎貴士さんと喫茶店を梯子しつつ四方山話。吉祥寺は由緒正しい喫茶店の街なのだけれど、ドトール以外の店に入るのは久しぶり(笑)。話題は宮崎さんの音楽*1を巡るものから、同世代のヲタ話とかヲタ話とかヲタ話とかを2時間半延々と。我々の世代…

 『リズム&ドラム・マガジン』10月号

林立夫ロングインタビュー目当てに購入。*1林がセッションに参加した名曲名演を集めた編集盤『Non Vintage』発売を記念したもので、ティンパンアレーをはじめとする活動歴や音楽観に深く踏み込んでおり、また『Non Vintage』全収録曲について本人のコメント…

 テクニカラー・タイムマシン

『「ASTAIRE」発売遅延申し訳ないです、ライブ』 2005年9月11日 お茶の水LiveHouse KAKADO出演:ふじたともや/福岡英朗/宮崎貴士宮崎貴士の2ndアルバム『ASTAIRE』の発売記念ライヴがあると知り、そういえばお茶の水にも久しく行ってないなと、内容もよく…

 ぴったん たんた もじぴったん

深夜のプログレタイムにけいさんに聴かせてもらった、ゲーム『もじぴったん』の主題歌「ふたりのもじぴったん」が大変に良かった。何をいまさら、な話ではありましょうが、私のオタク趣味にはゲームと立体物への執着がごっそり抜け落ちているので、この80年…

 打ち上げ乙カレー

山下スキル氏のお宅にて、3月の「にほんごのろっくとふぉーく」イベントの打ち上げが、桜散り梅雨も過ぎ猛暑の今頃になって開催。どんな執念だ。これまでパーティーでは鍋奉行だのカレー番長だのと言われてテンテコ舞ってきた私を見兼ね、今回は一人一品持ち…

 ラジオと鍋と

少しは涼しい朝のうちから炎の前に立ち、中華鍋を振り、土鍋をかき混ぜる。その間のBGMはピーター・バラカンのラジオ。ライヴ音源の特集、昨年のボナルー・フェスティバルでのスティーヴ・ウィンウッドの演奏、トラフィックの"Dear Mr.Fantasy"を歌っている…

 バスにのらずにお茶の時間

図書館で借りた2冊。星野智幸『在日ヲロシヤ人の悲劇』(講談社)田中小実昌『バスにのって』(青土社)後者をドトールで読みながら、成増行きのバスに乗り込みたくて仕方なかった。おそらく吉祥寺から最も遠くまで行く路線バスで、いつか乗ってみたいと思い…

 風のオタサブ郎

フジテレビ『僕らの音楽』でクレイジーケンバンド観る。いやー剣さん格好良いわ。「タイガー&ドラゴン」は摘んでたけどより洗練された編曲で。ベースラインがイイネ! 私がCKBに興味を持つのは音楽性もあるけれど、地方の港湾都市で鬱屈してた者にありがち…

 朝から洗濯

雨の予兆をものともせず。着るものがなくランニングシャツの脇から片乳首、パンツの裾から謎の小袋片方まろび出るにまかせつつ洗濯に励む。かたきん全力投球! しかもトランクスのゴムは伸びきってそのまま放置すれば重力に捕われ落下すること必至。そこで伸…

 夕食:ミートソースのスパゲティ、キュウリの豆板醤和え

とか書いてるうちにキクチのラジオも終わりそう。坪口昌恭ソロアルバム良さげ。

 購入メモ

『コミック百合姫』VOL.1(一迅社)、DANIEL LANOIS/BELLADONNA('05)購入。『百合姫』は『百合姉妹』後継誌。全編百合。小さなお菓子のような作品が並んでて楽しいけど、もっちょい長めの作品が1本載ってるとだいぶ読みでが違うかなーという気はする。次号袴…

 モノに囲まれモノに酔い

阿佐ヶ谷からついでに中野まで足を伸ばし、他に行くところもなくブロードウェイに。またもやまんだらけが増殖しており、虫の大軍のようなカプセルフィギュアの陳列にうんざり。明屋書店やレコミンツ覗くが何も買わず。TRIO2で『ベースマガジン』95年11月号購…

 朝から悶々

いつもの早朝散歩の帰り、バイクに乗ったサラリーマンから道を訊かれ、気が動転してつい適当なことを言ってしまう。我に返るとバイクは走り去った後、悪いことをしたと煩悶しつつ帰宅。煩悶しつつピーター・バラカンのラジオ。ロマやケルトやエジプトのブラ…

 Musical Baton

ムネカタさん(id:munekata ムネカタさんのバトンは「小心者の杖日記」6月14日)から回ってきました。ありがとうございます。ルール等は上見出しからはてなキーワード参照。 Total volume of music files on my computer (コンピュータに入ってる音楽ファイ…

 ヘビメタさん

『ハチミツとクローバー』大特集の『CONTINUE SPECIAL』(太田出版)を読んで、ハチクロとは全然関係ない小特集『ヘビメタさん』(テレビ東京)に興味を惹かれた。折よく今日の深夜放映で、さっそく観てみたら相当面白いですよ。昔の『寺内ヘンドリックス』…

 ウェディング・ソング

田所さん・たんぽぽさんの結婚披露宴に出席。久々に着るスーツのボトムがことごとく入らず、着られる服を適当に掻き集めて青山へ。凄まじい夕立ちの後には青空が広がり「雨降って地固まる」なんて芸のないスピーチの常套句のよう(そんなスピーチをする野暮…