新春放談

新春恒例の大瀧詠一山下達郎新春放談。あえて録音せずその場で聴いた記憶にのみ残すというのが風流だと思うのだが、76年のシュガー・ベイブのバッキングによる御大のライヴが流れた日にはさすがに心が動いた。解散前夜のシュガーが達していた演奏力の高さ、御大27歳のサービス満点なロックンローラーぶり、上原裕の突っ込み気味なドラミング、ター坊のやる気なさげな合いの手など最高。『SONGS』リマスターのガッツある音質はFM放送でも明らか。エンジニアとしての大瀧が当時傑出していた理由を山下が具体的に語るくだりもエキサイティングだった。
そして番組終了後またしても炬燵で夕方まで寝てしまう。酔生夢死とはまさにこのことか。