初詣

午前中のうちにと東伏見稲荷に初詣。例年はだらだらとお笑いを見てから午後遅くに出かけるので行列の長さもかなりのものだが、午前10時の境内はまだ閑散としている。深夜参詣の気合い上等派と午後からゆるゆる派が主流なのだろう。おかげであっさりと拝殿前に辿り着く。今年こそ六本木ヒルズで猿の生き肝入りのロハス飯を食える立派な人になれますように。参拝を済ますと法外な値段の屋台はスルーして七味唐辛子を500円ぶん購入。これで今年いっぱいは持つ。
時間が余ったのでそのまま石神井公園へ移動。石神井池三宝寺池もところどころ氷が張っており、面積が狭まった水面に水鳥が密集、そのせいか数が増えて見える。オナガガモカルガモハシビロガモキンクロハジロホシハジロマガモオシドリ、アヒルカイツブリ、バン。池中の杭や朽木に灰黒の鳥が数羽止まっているが、カラスかカワウかゴイサギか判別できず。売り損ねたカメラを望遠鏡代わりにしようか。公園内の社にもお参りして、茶店の露天でおでんを注文。肌で空気の冷たさを感じながらおでんを腹に収め、おばちゃんが運んできた熱い茶を啜ると、何だか救われたような気持ちになった。
買い物して帰ろうといなげやによると閉まっているのに驚く。いや本来正月とはそういうものだろう。代わりに西友で買い物して帰宅。昼食は「昔ながらの中華そば 鶏ガラ醤油」。鶏肉・人参・三つ葉・椎茸・葱・生姜と、雑煮用の材料を流用したものの正月色のかけらもない。