Musical Baton

ムネカタさん(id:munekata ムネカタさんのバトンは「小心者の杖日記」6月14日)から回ってきました。ありがとうございます。ルール等は上見出しからはてなキーワード参照。

Total volume of music files on my computer (コンピュータに入ってる音楽ファイルの容量)

671.8MB。愛用のホタテiBookのHD容量が3GBなので(笑)。外付けHDを買い足すほどリッピングに情熱は感じない。

Song playing right now (今聞いている曲)

ROBERT PALMER/HAPPINESS ["DON'T EXPLAIN"('90)]
音楽の旅行者にして伊達男のロバート・パーマーがデジタルシンセで描く、ジャズと夜の匂いと人生の機微を詰め込んだ3分間の一幕劇。同アルバムではマーヴィン・ゲイのカヴァーも秀逸。

The last CD I bought (最後に買った CD)

THE WHO/WHO'S NEXT('71)
TODD RUNDGREN/HEALING('81)
BLACK UHURU/REGGAE GREATS('85)
3枚とも先日ブックオフで購入。最後に買った同時代の新譜は思い出せない。

Five songs(tunes) I listen to a lot, or that mean a lot to me (よく聞く、または特別な思い入れのある 5 曲)

ENO MOEBIUS ROEDELIUS/THE BELLDOG ["AFTER THE HEAT"('78)]
イーノとクラスター組による極北のテクノ枯山水エレクトロニカのひとつの原点にして理想型。
はっぴいえんど「抱きしめたい」[『風街ろまん』(71年)]
私のハンドルネームの由来でもある(どうでもいいね)名盤の冒頭。松本隆dsと細野晴臣bの地を這うリズム体の上で、大滝詠一の情念を潜めた歌声が流れ、鈴木茂のギターが吠える瞬間、黝い煙を吐いて雪景色を切り裂く蒸気機関車の姿が立ち上がる。
岡林信康ホビット」[『金色のライオン』(73年)]
松本隆後藤次利による暴力的な16ビートに乗せて、岡林が毒々しい日本語を速射砲のように放つ、ゲバゲバ7分25秒。これはDJの人にぜひ使ってほしい。
ブレッド&バター「THE LAST LETTER」[『LATE LATE SUMMER』(79年)]
「ピンク・シャドウ」に匹敵する隠れた名曲。高橋幸宏作詞・細野晴臣作曲で、YMOのリズム体の名演が聴ける。コーラスで岩沢兄弟の声をマスキングするように細野の声が前に出てくるサビに微笑を禁じ得ない。
マグースイム「昨日はもう」[『糸の鎖』(マキシシングル 97年)]
矢野顕子がかつて石川セリに書いた名曲を、今はなき和製R&Bバンドが名カヴァー。男女掛け合いのヴォーカルはソウルフルでありながら、日本の夕暮れの情景を思い浮かばせる。やはり矢野顕子の作品を小坂忠が歌った「つるべ糸」に通じる魅力がある。

Five people to whom I'm passing the baton (バトンを渡す 5 名)

かものはしばしさん(id:kamokamo
菅原圭さん(id:vacatonos
かたるさん(id:kataru2000
BROWN.Hさん(http://brown.main.jp/blog/
きっともうバトンを渡された人とかプライベートモードの人とかテンプレをなくした人とかいますが。アポなしなので断ってくれて全然OKですのでよしなに。あと一人は自由枠にしますので、俺の、俺の、俺の話を聴け〜という人はよろすこ。