漫画

 袴田めら『最後の制服』1巻(芳文社)

萌え4コマ雑誌『まんがタイムきららMAX』『まんがタイムきららCarat』のお楽しみがついに単行本化。女子高の寮でともに暮らす女の子たちの、友情以上の揺れる感情を描く。"Our Last Season"と副題にあるように、制服に包まれた時間も共に過ごす場所もそこか…

 短パン解禁

パンツが払底し海パン刑事となる寸前で晴天に恵まれ、午前中に大量の洗濯を済ませる。午後から短パンの人となり武蔵境へ。図書館でシオドア・スタージョン『海を失った男』(晶文社)借りる。続いて書店でおがきちか『Landreaall(ランドリオール)』6巻(一…

 FRIDAY NIGHT

夕食後、遅い時間に吉祥寺の漫画喫茶に。金曜の夜だというのにすいている。金曜の夜だからか(……)。3時間コースで原作:南條範夫/漫画:山口貴由『シグルイ』4巻(チャンピオンREDコミックス)、原作:今野緒雪/漫画:長沢智『マリア様がみてる』4巻(マ…

 Comic Baton

このバトン地獄を突き破らなけりゃ、俺には明日はやってこねえんだ。てなわけでユギさん(id:yugi713)から回って来た漫画バトン(id:yugi713:20050621)に答えるよ。これは考えれば考えるほどハマりそうなのでサクっとな。詳細は例によって上見出しのはてな…

 今月の『YOUNG YOU』

電話を止められたので、電話代ほか溜まった公共料金を払う。この値段、何か騙されているのではないか(そんなことはない)。 鈴木砂羽の漫画を読んでいたら、登場人物の一人の好きな男性のタイプに「文化オヤジ」とかいうのがあった。描かれていた似顔絵のう…

 カサハラテツロー『RIDE BACK』1〜4巻(小学館IKKIコミックス)

漫画喫茶で読んで、購入しようか迷っているところ。グローバルな軍事共同体が支配する近未来、バレリーナとして挫折した少女が大学で「ライドバック」(人を乗せたままロボットに変型するバイク様のマシン)に出会い乗り手の才能を開花、やがて学生運動の「…

 セキセイインコはビニールが好きらしい

三鷹駅前のドトールを出ようとすると大雨になっている。急ぎ足でロータリーを渡り駅ビルに避難。雨宿りの客でいっぱいのスターバックスを横目に、エスカレーターを昇り文教堂へ。ここも人で溢れているが、雨のせいばかりではないようだ。漫画コーナーの雑誌…

 購入物メモ

山本ルンルン『マシュマロ通信』第9巻(ジャイブ)スタイリッシュな絵柄とストーリーテリングの双方の洗練が、高い次元で均衡しており完成度はますます高い。収録作4編のうち2編はアニメ化されているが、原作のシンプルな美しさに比べると、アニメ版はかなり…

 読了本メモ

桜庭一樹『荒野の恋 第一部』(ファミ通文庫)佐藤哲也『異国伝』(河出書房新社)東村アキコ『きせかえユカちゃん』第7巻(集英社りぼんマスコットコミックスクッキー)おかざき真里『渋谷区円山町』(集英社りぼんマスコットコミックスクッキー) 『荒野の…

 二ノ宮知子『のだめカンタービレ』第12巻(講談社KC KISS)

個々人の内部に不穏に渦巻く情動を、社会に受け入れられるよう成形する技術/知識を学ぶこと。それを成長と呼ぶのなら、『のだめカンタービレ』の二人の主人公、千秋とのだめはそれぞれに成長物語の主人公としての資格を備えていると言える。高度に洗練され…

 椿の一枝髪にそえ 

id:amiyoshida:20050506:1115312520 大島弓子「アポストロフィS」。 この作品の中の台詞 わたし ニヒリストになりたくないわたし 人をけいべつしたくないわたし 人を動物だの けがらわしいだのと いいたくない というのは、未だに座右の銘となっております。

 漫画にまみれて

ピロスエさんに誘われ池袋にて「漫画語りオフ」に参加。ピロスエさんが選んだ課題図書に基づき精鋭メンバーが漫画をひたすら語るというもの。ホシヒコさん(id:crossage)、さかもとさん(id:twisted)、竹田さんら文字通りの精鋭になぜ私が混じっているのか…

 漫画喫茶不毛の地か

とある事情で漫画喫茶に長時間籠る必要が生じ(どんな事情だ)吉祥寺はDQNの巣窟マンボーへ。雰囲気悪くとも3〜5時間滞在するなら個室のほうが良いかとも思ったのだが、休日祝日は長時間コースなしだって。何それ。本も探し難く蔵書薄く、読みたかったものは…

 ポロシャツに乳首が擦れて刺激が

そんな夏日に昼寝することなく昼飯食いに武蔵境へ。大戸屋にて親子丼。 書店に寄り山本ルンルン『マシュマロ通信』第8巻(ジャイブ)購入。『comic新現実』vol.4(角川書店)は書店で見かけるたびに迷うのだが今日も買わず。吾妻ひでおのために大塚英志マガ…

 あまい果実

今頃『YOUNG YOU』5月号を立ち読みしたら、「ハチミツとクローバー」がえらいことになっていた。単行本派の人のために内容には触れないが、真山というキャラクターのイメージソースがスガシカオである所以が、非常に納得される展開ではあった。すごいよウミ…

 夕食:とんこつラーメン+餃子セット

新青梅街道の丸源ラーメンにて。夜10時過ぎに食事できる店が、ファミレスと牛丼屋を除いてはここくらいしかない。近くのツタヤで『マガジンSPECIAL』のコージィ城倉「おれはキャプテン 高校編」と『マガジンGREAT』のかわくぼ香織「かっちぇる♪」読む。「か…

 羽海野チカ『ハチミツとクローバー』第7巻(集英社クィーンズコミックス)

この巻の多くを費やした竹本の自分捜しの旅は、雑誌連載で読んでいると迷走感/停滞感が強く感じられたのだが、単行本にまとまってみると案外この部分が、ハチクロ完結後に「竹本の物語」として読み返した時に大きな意味を持ってくるのだろうと思わされた。…

 夕食:ハンバーグ味噌デミ煮込み定食

とかなんとかを某戸屋で。なんかトロみのない茶色の汁に浸かったハンバーグを見た瞬間、嫌な予感がしたんだよな。果たして食べ終えて数分、帰宅途中に激しい頭痛と悪寒に襲われ。花粉症か(全部それかよ)あるいは風邪かと思いつつ家に辿り着くや、ハンバー…

 クラッシュ篤史

上石神井のブックオフにてサービス券併用2冊110円で購入。 吾妻ひでお『クラッシュ奥さん』第1巻(ぶんか社) 『失踪日記』を読んだ今となっては、作者の置かれた状況を慮らずに読むことができないこの本、ホームレスから帰還〜アル中で入院するまでの間に描…

 吾妻ひでおの「現在」

吉祥寺ブックスルーエにて『comic新現実』vol.3(角川書店)購入。目当てはもちろん、「特集 吾妻ひでおの『現在』」だ。少し逡巡があったのだけれど、読んでよかった。 もちろん吾妻ひでおのインタビューも面白いのだが(前向きな創作意欲が伺えるのが嬉し…

 いしかわじゅんによる吾妻ひでお『失踪日記』書評

http://www.comicpark.net/ishikawa050304.asp かつての宿敵いしかわじゅんによる適確かつ愛のある感想。ニューウェーヴと呼ばれた一連の漫画家の中で、最も泡沫と思えたいしかわが、最も活動を継続させていることは不思議なようだが、彼は吾妻や大友、江口…

 ハナミズとクローバー

花粉症が序盤にして絶頂、擦り過ぎた眼は充血し鼻汁大量分泌の汁男優状態(違う)。花粉が眼にしみる。洟垂れつつ武蔵境の本屋で『フィールヤング』『YOUNG YOU』立ち読み。フィーヤンはオタよめ座談会(アンノ嫁、ガイナ神村嫁、編集にして藤津亮太嫁)が面…

 空がとってもひくい

天使は降りてこないが雨が降ってきた。杉花粉よりはましだ。武蔵境の書店で吾妻ひでお特集の『COMIC新現実』を探すが売っていない。『失踪日記』も置いていないようだ。ボーイズラヴ系とライトノベルは異様に充実してたりするのに(笑)。エクセルシオール・…

 吾妻ひでお『失踪日記』(イースト・プレス)

70年代末から80年代初頭、まだおたく文化とサブカルが未分化な時代に、吾妻ひでおはごく限られたシーンのスターだった。高野文子や大友克洋がニューウェーヴと呼ばれた新しい作風を持って登場したこの時期、手塚スクール直系の柔らかい絵柄の中にSF・漫画・…

 ルンルンを買っておうちに帰ろう

夕方吉祥寺に出て4月のムーンライダーズ/カーネーション/KILLING TIME+小川美潮のライヴチケットを購入。何か売ろう。血液とか。その後ブックスルーエの漫画コーナーに寄る。読みたい漫画が数ある中から山本ルンルン『マシュマロ通信』7巻(ジャイブ)を購…

 東村アキコ『ゑびす銀座天国』(集英社りぼんマスコットコミックスヤングユー)

ゑびす銀座商店街のドライアイス屋に勤める寡黙な男・興梠(コオロギ)の周りには、3人の女がいる。1人は、戯曲作家志望の女子大生。もう1人は、就職浪人の歪(ひずみ)。さらに、結婚式場からコオロギの焚くドライアイスに紛れ、花婿を強奪して去ったホステ…

 珍事

近所のツタヤで桜玉吉『御緩漫玉日記』1巻(エンターブレイン)が2列に平積みされており。何があったんだ。 でも買ったのは山本ルンルン『オリオン街』5巻(ジャイブ)と五十嵐大介『魔女』2巻(小学館)。

 『まんがタイムきららMAX』で

袴田めらとKashmirさんだけ読んでる、とか書くとコアな人に怒られるのだろうか。

 山本ルンルン『シトラス学園』(太田出版)のカバーが!

http://mangaerotics.cocolog-nifty.com/erotics/2005/01/post_3.html うおお! これってバーズ『ロデオの恋人』じゃないですか! そういえば『マシュマロ通信』原作版でも、妖精のバンド「スモール・フェアリーズ」はカウボーイスタイルに身を固めたカント…

 売買グッドバイサラバイ

よんどころなき事情により、某だらけに漫画を売りにいく。いろいろ問題がありつつも一番高く買ってくれるのはここなので。今回もA5判成年コミック7冊ほどで1750円と意外な高値。値が付かなかった本も他所の古書店を回り400円ほどで処分。古本で買ったものも…