Comic Baton
このバトン地獄を突き破らなけりゃ、俺には明日はやってこねえんだ。てなわけでユギさん(id:yugi713)から回って来た漫画バトン(id:yugi713:20050621)に答えるよ。これは考えれば考えるほどハマりそうなのでサクっとな。詳細は例によって上見出しのはてなキーワード参照。
Total volume of comic on my Bookshelf(本棚に入ってる漫画単行本の冊数)
勘弁してください。とりあえずせっかくの角部屋の窓は漫画で塞がっています。
Comic thought to be interesting now(今面白い漫画)
たまたま昼間立ち読みした『電撃大王』(メディアワークス)から。どんな雑誌にも3本は面白い漫画があるのだ。さすがにないと辛い。
あずまきよひこ『よつばと!』(1〜3巻)
日常の価値の再発見。そろそろ夏が終わりそう。
林家志弦『はやて×ブレード』(1〜2巻)
単行本持ってないけど。『極上生徒会』とか観てるとお前ら百合なら何でもいいのかと問いつめたくなるが、これは良い百合だ。
kashmir『百合星人ナオコサン』
連載中未単行本化。ていうか出るのか。『○本の住人』ともども何とか。これはアレな百合だ。百合なのか。
Five comic I read to a lot, or that mean a lot to me (よく読む、または特別な思い入れのある5つの漫画)
手塚治虫『ジェットキング』(手塚治虫漫画全集 講談社)
私の漫画原体験にして手塚との出会い。祖父が買って来た『冒険王』の別冊付録だった(再録)。宇宙人の子孫のアッちゃんが、先祖伝来のヘルメットを被ってジェットキングに変身、飛行機から怪獣まで自在に姿を変えながら悪と戦う。少年ヒーローものの萌芽ながら、手塚の主要なモチーフ「メタモルフォーゼ」が濃厚に表れている。
諸星大二郎『妖怪ハンターシリーズ』(集英社)
『少年ジャンプ』掲載時に読んで衝撃を受けた。シリーズ中で一作を挙げるなら、やはり「みんな、ぱらいそさいくだ!」でお馴染みの「生命の木」を。諸星大二郎は細野晴臣ファン的にも重要。
大島弓子『さようなら女達』(小学館フラワーコミックス→白泉社文庫)
座右の銘は「アポストロフィS」なんですが(id:marron555:20050505#p4)、『綿の国星』よりも何となくこれを選んでみました。漫画家志望の少女を主人公に創作の厳しさと喜びを描く本作は、大島弓子の覚悟の表明でもあったのだろう。
くらもちふさこ『おしゃべり階段』1〜2巻(集英社マーガレットコミックス→集英社文庫)
中学3年でこれを読んだ私は、こんな青春に憧れましたよ。小口が手垢で真っ黒になるまで読みましたよ。何で男子高なんかに行ってしまったのだろうか。
コンタロウ『1、2のアッホ!!』1〜10巻(集英社ジャンプコミックス)
世の中を斜めに見る態度を、私はこの漫画から教わった気がする。80年代を覆った相対主義の根は、実に『1、2のアッホ!!』にあったのではないか。んなわきゃない。なお現在は電子書籍化されている。
Five people to whom I'm passing the baton (バトンを渡す5名)
これは「御自由にお取りください」ということで。次は「エロマンガ島に持っていく5冊」とかがイイナ。いや要りませんよ。もうバトンは入りません!こわれちゃう!(まだ言うか)