消費される日々
今月はいっそ書かずに置こうとも思ったが、書かないことが何かの心情の表明になっているようなのも鬱陶しいので、ここひと月ほどの買い物メモでも上げておこう(この書き出しがもう鬱陶しい)。
CD
・10月2日 吉祥寺ディスクユニオンにて
DONALD BIRD/PLACES AND SPACES('75) 1050円
・10月2日 吉祥寺レコファンにて
奥田民生『GOLDBLEND』(00年)483円
ブロンソンズ『スーパーマグナム』(97年)480円
ECD『ホームシック』(95年)105円
オリジナル・ラヴ『EYES』(93年)105円
MARVIN GAYE/WHAT'S GOING ON('71) 580円
・10月7日 中野レコミンツにて
青山陽一『DEADLINES』(06年)新譜
葡萄畑『スロー・モーション』(76年)880円
SOOO BAAD REVUE『LIVE! SOOO BAAD REVUE』(76年)2180円
TANGERINE DREAM/PHAEDRA('74) 690円
ハバナエキゾチカ『火星ちゃん こんにちは』(92年)400円
リトルクリーチャーズ『リトルクリーチャーズ』(90年)400円
QUOTATIONS『MUSIC FROM COOL CITY』(96年)400円
ダブマスターX『SIDE JOB』(93年)400円
VA『KNOW FUTURE the ALBUM/SALON for MUSIC,MUSIC forSALON』(01年)400円
・10月15日 吉祥寺ブックオフにて
THE B-52'S/PARTY MIX//MESOPOTAMIA('81,'82 2in1) 700円
ポータブル・ロック『ゴールデン☆ベスト』(04年)1350円
本
今野緒雪『マリア様がみてる 大きな扉 小さな鍵』(コバルト文庫)
米澤穂信『ボトルネック』(新潮社)
飛浩隆『グラン・ヴァカンス 廃園の天使 I』(ハヤカワ文庫)
堀江敏幸『いつか王子駅で』(新潮文庫)
京極夏彦『邪魅の雫』(講談社ノベルス)
・以下古書
京極夏彦『陰摩羅鬼の瑕』(講談社ノベルス)ブックオフにて350円
辻真先『死体が私を追いかける』(徳間文庫)ブックオフにて105円
光原百合『遠い約束』(創元推理文庫)ブックオフにて105円
漫画
紺野キタ『DARK SEED』1巻(幻冬舎コミックス)
入江亜季『群青学舎』1巻(ビームコミックス)
入江亜季『コダマの谷』(ビームコミックス)
犬上すくね『恋愛ディストーション』5巻(YKコミックス)
『月刊コミック電撃大王』11月号(メディアワークス)※「よつばと!」があまりに凄かったので
『まんがタイムきららキャラット』11月号(芳文社)※「最後の制服」最終回
無駄に長いくせに内容のないエントリで、キーワードから来た人には申し訳ない。これらの内から幾分かでも感想なり書ければいいのだが、気力が湧いてこない。今更ながら(本当に今更)こんなことを書いてなんになる、という無力感に憑かれている。以前の私なら「有用性と無縁な記録にこそ価値がある」とばかりに、むしろ積極的に日々のどうでもいいことばかりを書いていたのだが、今はその立ち位置に自信がない。「無意味で何が悪い」と開き直る無邪気さもない。この無力感は容易に「生きることの無意味」に落ち込んでいく。なので、有用性のない記録を積み重ねていくことも「生きることの無意味」に抗うことではあるのだろう。ああめんどくさい。