しつこく新番組をダラ観する

エル・カザド真下耕一印のチカーノ・ガンアクション少女・オサレ深夜アニメ。と定義すれば他に言うべきことはないようないつものアレだが、光のコントラストの強い乾いた背景、スペイン語の挿入歌(ヤンマーニほど空耳度が高くないのが残念)と、何故か知らねどここはメキシコ。右も左も全部メキシコ。アメリカに売ってヒスパニック系の需要を取り込む意図があるのだろうか(まさか)。この定型に寄りかかった「観ても観なくてもいい」真空状態が、むしろダラ観する視聴者を吸引するというか、深夜アニメ作者としての真下監督の正しい資質を物語る。当然毎週は観ない。
キスダム。地球を守る組織が同時に謎の中心とか、人類存亡の危機にあって防衛組織の人間が私情丸出し緊張感なしとか、そういうのが新しかった時代があったなあ。でももういいです。
クレイモア。原作ほんの少し既読。Bパートから観たけどオーソドックスなファンタジーを実直に煮詰めた作り。でもこれ原作を漫画喫茶で読めばいいんじゃないかなあ。この曜日この時間帯はスルーでいいか。
最大の期待作『美少女戦麗部パンシャーヌ』はまだ録画したまま。これから観ます。