スキースキー

朝に家を出て父と近郊のスキー場に出かける。市電とJRを乗り継ぎ正味1時間強。暖冬で雪不足だったスキー場も、ここに来てようやく雪が積もり雪質は上々、吹雪くこともなく晴天に恵まれ暖かい。平日で人が少ないので手付かずの新雪も残っている。父は今シーズン初、私は数年ぶりの滑りだ。そうでなくても普段運動などしないので入念に体をほぐし、恐る恐る緩斜面を降りてみたら、思いのほか体が覚えていた。一番上のリフトは積雪不足か採算が取れないためか動いておらず、コースの面白みは少し損なわれたが、足慣らしとしてはまずまず。それにしても齢80を超えた父の体力は大したもので、スピードこそゆっくりなものの、新雪を求めて整地されたゲレンデを外れ、雪を掻き分け斜面を登り真新しいシュプールを描いていく。私のほうが体力の衰えを痛感した。10時から3時間半ほど滑って切り上げ16時前には帰宅。余力を残すくらいのペースで年寄り(含私)にはちょうどいい。
と、ここまでは良かったが、昼に食べた焼きそばが体に合わなかったようで寝込んでしまった。私が。天麩羅そばを食べた父は何の変調もなく。駄目だなあ。次に行くときは駅弁でも買っていこう。