年の瀬をやり過ごしつつ(過ごすな)

洪水が去って以来丸3日ほど音沙汰の無かった「朝の贈り物(黒沢用語)」がついに訪れる。これで一段落か。しかし年末の病気は堪えるなあ。無為徒食の身とはいえやるべきことはあったのに。家賃も払ってないし、大掃除って何それ。帰省の切符もまだ買ってない。いっそ年明けて5日くらいにしようか。
とりあえず迷わずできることからと公共料金を払いにコンビニへ。続いてWindowsの分厚い参考書を図書館に返却。結局ほとんど読まなかったなあ(当然だ)。ちなみにようやくWindowsに飽きてきた(笑)やっぱりMacがいちばん!←はいはいサブカルサブカル
三鷹駅南口ロンロン(くちろんろん?)で本屋を覗き、スタバはスルーしてこんがり亭にて豚しょうが焼きセット。まあ野菜もたっぷりだし大丈夫だろ。隣のテーブルのご夫人たちが、ハンバーグ付け合わせの半熟卵を持て余している。あああ、それはぐちゃぐちゃにしてデミグラスソースと混ぜてハンバーグに絡めると美味しいんですよー、と教えたいがそうもいかず、ああもどかしいもどかしい。と思ってたら自力で気づき「あら美味しいわ」ですと。もちろんそうですとも。
北口の漫画喫茶で(やるべきことはどうした)『アフタヌーン』と『メロディ』読む。アフタは病み上がりには辛い雑誌だなあ。メロディは「大奥」目当てだったけど、別冊付録の勝田文新連載におお、と。佐藤多佳子『しゃべれども しゃべれども』(新潮文庫)の漫画化で、正直また原作ものかと危惧を感じたが、これが大変に素敵。不器用な二ツ目噺家と、彼に落語を教わる自己表現に不器用な人たちとの交流を描いて、オフビートなほのぼのに含羞と切実さが同居する、完全に勝田文の世界になっている。私はやっぱりこの人の漫画好きだなあ。