終わったり始まったり

そんなわけで朝7時からアニメと特撮を延々と観る。
かいけつゾロリ』は、現行のスタッフによる最後の回。数えるほどしか観られなかったけれど、漫画映画的な演出のアイデアと、それを実現する優秀な作画と美術、熟練の声優に恵まれた上出来の「テレビ漫画」だった。この日も『天空の城ラピュタ』など宮崎駿へのオマージュのように見えながら、宮崎アニメよりよほどぬけぬけとマンガの楽しさを全開にしていた。次回からどうなるんでしょ。
デカレンジャー』最終回。シリーズで積み重ねたキャラクターの特徴を生かした見せ場を作りながら(ウメコの入浴シーンは無理矢理、だがそれがいい)、メンバーそれぞれの成長とシリーズ全体の主題をしっかりと描き出した、お手本のように見事な大団円。新しさばかりが能ではないとばかりに、ある種「東映セントラル」的なプログラムピクチャーの楽しさを全編に鏤めた王道の娯楽作だった。面白かったです。
ふたりはプリキュア Max Heart』新シリーズ初回。作画演出が通常の3倍というか先週の最終回はなかったことに(笑)。シリーズ構成が1年目よりこなれて、見せるべきポイントへの焦点が明確になるのではないか、なったらいいな。光の園の描写はクレヨン王国から変わってないのね。2人の仲良しぶりと出来の良い回をつまみ食いする程度で終始しそう。