故意のバッド・チューニング

ネットオークションで落札した中古のFM/AMチューナーが届く。壊れた81年製アナログチューナーの後継にと購入したものだ。さっそく入れ替えようと旧い機械を移動してみたら、86年製のデジタルシンセサイザーチューナーに比べ、スリムな筐体からは予想しなかった重みに驚く。モジュール化が進んでいず、バリコンの重量もかなりあるのだろうが、現在のチューナーのようなアクセサリーではない本格的なコンポーネントとして、見合うだけの物量が投入されていたのだろう。新しいチューナーの音質に不足はないし、プリセット式のチューニングは当然楽なのだが、アナログメーターの針を睨みつつ細心の注意を払いダイヤルを回す感覚が少し懐かしい気もする。
夕食にはついに毛ガニが登場。ポン酢で食す。美味い。