『貧乏姉妹物語』第1話

眠れないついでに観たのだが、まあなんというかそのあれだ、一言で言えば「安い」。登場人物の心情がすべてナレーションなりモノローグで表現されているのは、脚本の問題というよりも、微妙な心の綾を映像だけで表現するためのコストを考慮したのだろう。それにしてもこの「清貧のファンタジー」にはリアル弱者として観ててむかつくなあ(笑)。貧乏をファンタジーとして扱うには「びんちょうタン」くらいの現実との距離感が必要だと思うのだが。個人的に興味のあった坂本真綾金田朋子というありえない姉妹の組み合わせは、やはりありえなかった。