『おねがいマイメロディ』第32話「ラッキーになれたらイイナ!」

一向に当たらない占い少女の占部さんが、クロミ様に無理矢理夢の扉をこじ開けられ(わぁやらしい)クラスメートをラッキーアイテムそのものと化すというわけのわからない展開、というのも今更だがいわゆる超脚本ではなく、それなりに理路があるのが立派。クロミ様のバッドアイテム「ネズミ入りケーキ」にオチは読めたとほくそ笑むヲタを、鮮やかに裏切るあたりさすが(またしても白山!)。地味顔で目に光のない占部さんは、絶望先生のクラスにも違和感なく溶け込めそう。男の股間に絞められるフンドシは、来世に生まれ変わりたくないアイテムオブザイヤー。肥大化した美紀の演技によって小清水亜美もデブ声優の一角に。ゴス衣装で柊先輩と格闘するも軽くいなされ赤面する真菜に萌え。歌ちゃんの安来節は次期ロサ・キネンシスとしては今一つ。まあ一番恐ろしいのは耳立て伏せとミミスパンダーで弱点を克服するマイメロなわけだが。鍛えてますから。思わぬ継承者に高寺Pも草葉の陰で嬉し泣きだ(死んでない死んでない)。