『おねがいマイメロディ』第15話「もう一度歌えたらイイナ!」

マイメロちゃんに鍛えられたロバ鬼が、音撃管烈風で魔化魍マイクを清める話。中年となった元アイドルに堀内賢雄小杉十郎太を持ってくる濃ゆいキャスティングが素晴らしい。あのジャニーズというより狩人みたいな歌はどっから持ってきたのか。レコードプレイヤーも80年代アイドルも、中学生の歌ちゃんにとっては歴史の彼方なのだなあと感慨が。音楽が呼び起こす友情の復活と家族の絆を描いて普通にいい話だったけど、それでは物足りないのがマイメロクオリティ。しかしクロミちゃんがマイメロちゃんに与えられたトラウマは凄まじいな。スタッフのマイメロへの虐待を正当化するに余りある。