新宿コンフィデンシャル

末廣亭近くの昭和の匂い漂う喫茶店でアイスコーヒーを飲んでいると、派手な茶髪に頭を染めた親父が、塩辛声を張り上げて携帯に話し掛けていた。以下はその内容。
「ああ社長、どうもどうも。こないだ送った魔法の水届いた? あれ凄いんだよ、飲むと運が付いてくるんだよ。本当なんだよ。オチンチンも勃っちゃって凄いんだから。元気ない社員とかにもガンガン飲ませてよ。奥さんや子供さんにも飲ませないと。(中略)それから××××*1の株だけど、よろしく検討お願いしますよ。もう確実に何倍になるって判ってるから。今はまだ言えないんですけどね!(後略)」
………社長の運命やいかに。

*1:あからさまに怪しいカタカナの社名