『マシュマロ通信』第47話「私のジャスミン」

「街の人気者特集」を企画する新聞部。どうもジャスミンのママがその人気者らしいが、ジャスミンはいつもボーイフレンドに取り巻かれているママが気に入らない。そんなママへの反発から男の子には興味がないというジャスミンのために、サンディは合コンのガーデンパーティを企画。仲良くなった男の子たちに送られて門限後に帰宅したジャスミンだが、厳しく叱られてまた親子喧嘩。そんな中で新聞部は街の人々に「人気者」の取材を開始するのだが。
この話の隠れたキモは、タブー化しつつあるジャスミンのゲフンゲフンだと思われるが一切スルー。おかげで思春期の娘と母親との葛藤を描いた「普通にいい話」に。ちょっと『オリオン街』風味かもしれない。ジャスミンが男の子に興味がないというのはジャスミン×サンディな人にはツボですか。パンダの唐突な登場は植田佳奈の有効利用なのだろう。朝飯食ってないので作中の料理が旨そうで困った。ママの誕生日に寿司が出るあたりは、シトラス公国での日本文化の流行を反映していると思われる。ウサギイヌとキノコの像も微妙にシトラス風(色はピンクだけど)。いい話だけど何かスパイス足りない気がするのは、やっぱりジャスミンのゲフンゲフン以下略。