『仮面ライダー響鬼』五之巻 「熔ける海」

立花のおやっさん明日夢に「猛士」や「鬼」について事情を明かす、視聴者にとっては設定説明回になるのではないかと予想したが外れた。ましてやひとみには何も伝えられなかったようだ。まあ簡単に正体を明かしたヒビキさんを責めるくらいだから、一般人との間には一線が引かれているのだな。鬼にも性格・能力に様々なタイプがあるらしいこと、魔化魍の活発化に伴い鬼のシフト(笑)がきつくなっていること、ヒビキさんにはまだ「弟子」がいないらしいことなどが徐々に明かされる。『響鬼』は「師匠と弟子」「大人と子供」の物語として展開するのだろうか。明日夢の母が出会ったイケメンはやはり「鬼」なのだろう。ヒビキさんと違って最初からバイクに乗って登場、よほどライダーらしい。明日夢の受験の悩みがドラマの中心に置かれていたため停滞感は否めないが、響鬼にとって初のピンチらしいピンチ(カニの溶解泡は昔ながらのライダー怪人って感じ)、そして初の引きと、次回のカタルシスに繋がっていくことを期待。新ディスクアニマルカニはかなり欲しいぞ。