『仮面ライダー響鬼』四之巻「駆ける勢地郎」

先週観逃したが話の繋がりは問題なく理解できる。人を脅かす怪異・魔化魍を追うヒビキの姿と、そのヒビキに憧れ、ヒビキと縁があるらしい人物(下条アトム!)を追う明日夢の姿をカットバックさせる語りにも無理がない。確かな背景を持った一種の職業人としてのヒビキと、将来像が固まらない少年との対比も鮮やか。その両者がより深く関わっていく様を30分で描き切る語りが巧い。巨大モンスターVS響鬼の戦闘場面で多用されるCGは、実写との整合性より「絵」としての見栄えを優先するのが今風だが、ケレンある演出の中では破綻を来すことなく収まっている。ドンドコドーンはかなりカタルシスがあると思うがどうだろう(笑)。それにしても明日夢のクラスの女の子たちがみんな可愛いこと。特にガールフレンド(気恥ずかしいなあ)のひとみさんは大変素晴らしい。安西先生!!あの二重アゴをたぷたぷしたいです……。たぷたぷ。