おまわりさんに捧げる唄

帰りに路上で警官から職務質問を受ける。慣れていることだがいつになく昂り、声と表情に怒りを隠さぬまま口調だけは丁寧に応対。警官が去った後込み上げるままに唸り声をあげる。……と、このように無気味な暴力性を秘めた未知の他者と対さねばならないのだから、警官というのは大変な職務だ。まったくご苦労様です。