今日の『虎の門せいこうスペシャル』

山勘だけでセンター試験マークシートを塗りつぶし芸能人の運気を計る「ヤマカンセンター試験」、こういう適当な企画が通ってしまうのも「うんちく」「しりとり」で当てた今のいとうせいこうの勢いか。私は深夜番組はこんなもんで充分だと思ってるのでいいんですけどね。優勝=運の一番強いタレントが内山信二だったというのはどこにも着地してない気がするが、別に着地しなければいけないわけでもあるまい。
で、2本立て企画の後半が、与えられた題名と教訓の組み合わせに従い、2分間で即興の昔話を語るという「創作昔ばなし王」で、こちらが本命企画だろう。出演者もキム兄やん、清水ミチコよゐこ有野と納得の顔ぶれ。アンタッチャブル山崎はそれこそ勢いでブッキングされたのだろうが、本来なら伊集院光なぎら健壱あたりの役割ではなかったか。山崎の言葉の重みの無さ、心の無さはそれはそれで大したものではあるが。いかにも短すぎる2分間で無理矢理に物語をひねり出す苦闘に笑わされた。これはレギュラー化が可能だよね。どうでもいいけど新MC・MEGUMIの異様な安定感ってすげえなあ。