『マシュマロ通信』第37話「不思議の国のクリスマス」

クリスマスに山の上のもみの木を飾って、街の人にメッセージを送ろうと企画した新聞部。ところが木の周りはゴミの山。ゴミを片付け始めたのも束の間、木から漏れるうめき声を聞いたクラウドとサンディは、木に開いた扉から妖精の国に引きずり込まれる。そこではサンタクロースが病床に臥していたのだった。
久々にマシュマロメンバーが活躍(?)、不思議キャラ総登場のファンタジー編は、監督福富博の脚本演出絵コンテ。ここのところ正直らしくない話が続いたので、押し付けがましくないテーマ性も含め好感は持てるのだけれど、今一つ切れがないような。出たばかりの原作単行本5巻の充実振りに比べると見劣りはしてしまう。まあ1年間のシリーズをずっと面白く作り続けるのは難しいのだろう(3クール目というのは迷走する時期なのか)。来週はパパとママの出会いのエピソードが。若き日のリーゼントなパパはますます『えの素』な風情に。ロッパー。