カーニバルがやってくるぞ

地元住民のBROWNさんに誘われて、高円寺阿波踊りを見物に出かける。
いつものように自転車に跨がり飛び出したものの、青梅街道から高円寺駅に向かう商店街が阿波踊りの連のコースとなっていてまったく動けず。とりあえず自転車を捨てて歩こうと何も考えず脇道に駐輪(これが後で祟る)。華やかな行列を横目に進むが、鉦太鼓の大音響が体を揺るがし頭もぐらぐら、一本道の商店街なのに自分がどっちに進んでいるのか判然としない。それにしても凄い人出。初めて見るわけではないが、電車で訪れて駅前で動かず見物するばかりだったので、街全体の盛り上がりがこれほどのものとは知らなかった。沿道の商店もここぞと露店を出しているのが「地元の祭」であることを主張して楽しい。人波に揉まれつつ1時間遅れでBROWNさんと合流。全く申し訳ない。
しばらく踊りの列を眺める。小学生から老女に至るまで髪を上げ口紅を引いているのが艶めかしくて困ってしまう。私が困ることはないのだが。一度BROWNさんのお宅で一服しようということになったものの、結局見物には戻らず深夜まで四方山話で過ごしてしまった。それもまた良し。
帰りに自転車を拾おうとするが置き場所を忘れ(そもそも覚えようとしなかった)、探し当てるまで祭の後の商店街を右往左往。付き合わせてしまったBROWNさんにはまたまた申し訳ない。また遊んでください。