食事の時間

朝6時に空腹を抱えて石神井公園へ。細かい雪の粒が皮のコートの表面で溶けて弾かれている。大雪とはいえ所詮は東京、路面は凍結することもなくほとんど溶けてしまった。まずはいつものパン屋でクリームパン、アンパン、ソーセージロールを買い、ポッカレモンティーも自販機で買って公園へ。ベンチに雪が残って座れないので歩きながら食べる。少し冷めてしまっていたがそれでも空きっ腹に染み渡る旨さ。ぬかるんだ池の淵の泥に、様々な鴨たちが嘴を突っ込んで餌を探している。池の周りを歩くうちに猫の数が増えてきた。今日はいつもの補給部隊のジジババの姿が見えないので飢えているのだろうか。と思ったそばからそのジジババが餌袋を抱えてやってきた。食事の時間として猫の体内時計に組み込まれているらしい。感心するやら呆れるやら。