鳥を見た

今朝、石神井公園ゴイサギを見た。たぶん生まれて初めて。くすんだ青灰色の砲弾形の体に、長く鋭い嘴が伸び、頭には白い羽飾りが跳ねている。つがいだと話す声が聞こえたが、1羽しか見つけられなかった。じっと動かないゴイサギをしばらく見つめていると、愛嬌のある流線形は突然大きな翼を広げて空に舞い上がった。鳥は不思議だ。対話など成立する余地もない人の彼岸に生きる姿を、何も考えずただひたすらに眺めていたい。
ところで、石神井公園に出かけるようになって、都立石神井公園の鳥たちというページに学ばせていただいている。サブカルでも言論でもないこうした「ホームページ」の存在にとても心安らぐ。