『マシュマロ通信』第38話「バック・トゥ・ザ・プロポーズ」

マシュマロタウンも大晦日。15年前の今日はパパがママにプロポーズした日。サンディはママになれそめを聞くが教えてくれない。そしてその日は『スペースファミリー』幻の欠番回768話が放送された日でもあった。チョコミントがスペースボーイに幻の話数を見せてくれと頼むと、あろうことか768話が放映された15年前の大晦日に、謎のスペースパワーでマンションごとタイムスリップさせられてしまう。
バック・トゥ・ザ・フューチャー』の本歌取りに、『スペースファミリー』絡みのマニアネタを重ね、お約束のタイムパラドックスをきっちり挿入してみせる趣向が上手い。つーかタイムスリップの動機がくだらないよ(笑)。スタッフは『スペースファミリー』が好きすぎる(単なる飛び道具?)。生ドラマって『ムー一族』か(古い)。768話って円谷プロ的にはなかったことになっているアレですか。パパがあんななのはきっとひば(ry 現在のママのエロさに加え、若き日のママの衝撃的な可愛さで2倍2バーイ。そのママがあんなパパにベタ惚れという不条理。ママとのダンスパーティより『スペースファミリー』視聴を優先するパパは僕らの仲間だ友達だ(……)。クローブの相変わらずのヲタっぷりといい、15年前のおもちゃ屋で将来のレアアイテムに心動かすサンディといい、マシュマロはヲタに寛容だなあ。我々への釣りなのか。まあ最後にはパパの勝ち組っぷりに打ちのめされるわけだが。年の終わりにようやく快作が観られて善哉善哉。