書いたら負けだと思う夢日記

何かのシンポジウムの会場。司会は鳥越俊太郎、パネラーに三宅久之、私はなぜか客席にいる。
司会の鳥越が突然、三宅の逆鱗に触れる問題発言をする。それが三宅に関するタブーであることは誰もが知っているのに、鳥越は全く意に介さない様子でさらりと口にしたのだ。
もちろん私も知っていたので「そんなこと言っていいのかよ」と、思わず口を覆ってしまった。すると、その仕種を見咎め三宅久之が私に「今言ったのはお前かッ」と憤怒の形相も露に叫ぶ。私はうろたえて「違います!」と勇気を振り絞って答え、救いを求めるように壇上の鳥越俊太郎に顔を向ける。
その顔の動きを「言ったのはあいつです!」の意に受け取ったらしく、鬼の顔の三宅が無言かつ大股で鳥越に近付いていく。鳥越は何が起こったのか判らない様子で、目を泳がせている。やがて鳥越の前に立った三宅が、懐から栓抜きのようなものを取り出して、鳥越の額に何度も打ち付ける。額から血を流す鳥越の苦悶の声が漏れる。

……三宅久之のタブーって何だろう。