しりとり竜王戦

メモを取りながら観ていたのだが(取るな)板尾・有野両竜王が冴えなかったためか今一つ低調だったような。ジャリズムで現放送作家渡辺鐘(あつむ)には期待していたが、よもや優勝しようとは。
何と言っても凄まじかったのが大槻“プラズマ”義彦教授の言語感覚。
【演歌っぽい言葉】可愛がってすぐ捨ててよ/きれいなあなた/寝たい人あなた
【世界の珍しい行事】死体踏み/林檎潰し
発言に伴う社会的責任とか自己への評価というものを一切勘案しない、バラエティにおける大槻教授の立ち位置の適当さが、言いっ放しの破壊力を生んだのであろう。
ところでこの番組、行き詰まりを回避するためにお笑いに限らず「言葉のプロ」を出演させたらよいのではないか。詩人小説家、俳人歌人、コピーライター、ラッパーの類。もっとも「詩のボクシング」みたいになりそうな気も。
追記:こちらに勝負の流れの記録が!
http://d.hatena.ne.jp/exGiri-choco/20041023#p3