木戸紅男&オリエンタル・ギャング・スターズ『ヨコハマ・ナターシャ』(91年)

古書店にて割引券併用50円で購入。この人たちイカ天出身だっけ。キッド・クレオールをもじった木戸紅男という名前が全てを物語る、ちょっと水商売臭い大所帯の祝祭的ファンカラティーナバンド。この手のバンドとしては米米クラブやフライング・キッズのような成功を収めることはなかったけれど、そんな野心はもとよりなかったのだろう。残されたCDの音から、この人数では儲けは出なかったに違いない、気の置けない楽しいライヴの模様を想像する。