昼食:大戸屋焼魚鯖定食

もはや昼と呼べない時間であるのはいつものことだ。夕食についても同様である。この際サマータイムと強弁しよう。
今日も今日とて大戸屋大好きっ子さんの私だが、店員が不馴れなのかなかなか注文を取りに来ない。厨房に声をかけ待つことしばし、ようやく出された鯖の上に、たっぷりの大根おろしを載せ、目の前に一つしかない陶器の壷を傾ける。すると注ぎ口から流れ出たのは、明らかに醤油よりも粘性の高い液体であった。見ると周りの席のどこにも醤油がなく、ソース壷しか置いていない。こりゃ間違うだろ。ソースのかかった大量の大根おろしを脇に避ける。不愉快極まりない。こうなりゃ長居してやれと橋本治『浮上せよと活字は言う』を取り出し読み始める。冷房に体が冷えた頃、熱いお茶が運ばれてきた。大戸屋は失点を回復した!(簡単)