WISHBONE ASH/ARGUS('72)

古書店にて300円で購入したレコード。以前ウィッシュボーン・アッシュコピーバンドの演奏に感銘を受けたことがあって(→ここ)いつか本物も聴いてみたいと思いつつそのままになっていた。その時にはツインリードギターが複雑に絡み合いながら突進するハードロックの快感に痺れたのだが、今回聴いた3rdアルバムは、A面がレイナード・スキナードかオールマンズのような爽やかなサザンロック風味、B面が哀愁のケルティック・ハードといった趣で、期待した音とは少し違っている。ただし"SOMETIME WORLD"はCSNとバーズを土台にイエスに接近するような疾走感が快感で、テッド・ターナーのギターも縦横無尽に活躍。こういう曲をもっと聴きたかった。